<外傷で前歯を失った症例>
小学生の頃、自転車から転倒し、前歯を失ってしまった。何とかブリッジ補綴により、凌いできましたが、歯周病が進行し、もう限界です。
デジタルソリューションで治療開始します。先ずは3Dプランニングにて、インプラントの埋入位置を決定、それをX-Guideにインポートする。抜歯即時埋入術後に、PRGF再生療法で骨造成を行いました。
4ヶ月の待時期間の後、iTeroエレメントにてデジタル印象を採得します。
技工士さんと歯の形態を作り上げてゆきます。
そして完成した仮歯がこちらです。
デジタル技術は、患者様と我々術者に多くの恩恵を与えました。粘土用の歯型を採る必要がなく、時間と手間と苦痛を少なくしました。
そしていよいよ最終補綴物が完成します。ジルコニアセラミックは、生体親和性が抜群に良く、そして美しい。歯を隠して笑っていたそんな時代は過去のものになりました。
如何でしたか!最初にトップダウンで具現化した理想的な前歯と仮歯の形態、そして最終補綴物の形態がほぼ一致していますね!これがデジタルソリューションの真髄です。
ヒロデンタルクリニック