先月は、組織再生術を2例させて頂きました。つまり、インプラントを埋入するための、骨の厚み、深度が足らない。あるいは、感染組織部位に成長因子を用いた再生医療を施しました。成長因子は、創傷治癒を促進させ、骨再生能を有します。更に、感染予防、疼痛緩和など手術を施すにあたって、患者様に沢山の恩恵を齎らします。

通常、自分の骨を移植しなければならないシビアな症例でも、僅かな採血で、上の図の様な負担の少ない手術ができ、しかも最大限の効果が期待できます。我々の目標は、咀嚼力の向上と美しい歯並びを提供することです。結果的に短期間で実現できるのです。

上段CT像のくびれているところ、下段CT像では、尖っているところが、骨造成が必要な箇所です。

こちらが術後のCT像です。目的の箇所に、成長因子を絡めた骨補填剤が入っているのがわかります。3か月後は、硬い骨となっているでしょう!

ヒロデンタルクリニック