続、成長因子の恩恵
今年6月25日に<成長因子の恩恵>と、いうタイトルでブログを書きました。最終補綴物が仕上がりましたので、ご報告いたします。
上の映像は、インプラントにねじ込んであったキャップを外し、代わりにスキャンボディと呼ばれる白い円柱状の装置を嵌め、iTero(口腔内スキャナー)にてスキャニングしたものです。デジタルの場合、片側だけの処理で済みます。
それをこの様な STLデータに置換し、アップロードします。パートナー契約を結んでいる技工士さんが、ダウンロードし、CADソフトにて補綴物を設計いたします。丹精込めて仕上がったジルコニア冠が下の写真です。
ラボから送られてきたジルコニア冠を口腔内に装着しました。
従来型の粘土で歯型を採った場合、患者様の負担が大きくなります。まずは歯型が大変です。治療時間がかかります。来院回数も増えます。そして口腔内に装着すると調整が必要になってきます。しかし、このケースは全くその必要がありませんでした。以前は、噛む度に痛かったそうですが、今はそれが無くなり、食事が楽しい。と、感謝されました。
手術では、『成長因子の恩恵』を受け、補綴では、『デジタルの恩恵』を受けたと思います。『デジタル診療は、患者様を幸福にします!』