コロナ禍で人類がウイルスと向き合わざるをえない昨今です。今年最初のブログは、僕が最も留意していることについて書かせて頂きます。

インプラント治療、歯周病再生療法、歯牙移植術等の外科学を基本とする治療形態が主流となっている歯科では、高齢者や有病者の外科術の機会も増えています。その際、患者様の内科主治医と適切なコンタクトをとり、全身状態を確認しながら我々歯科医師は治療に携わらなければなりません。歯科医師は、高血圧症や糖尿病を直接、治療し、コントロールすることはありません。しかし、その病態や治療方法など基礎的な知識は必要と考えます。当医院では、麻酔をかける前に、血圧測定、心臓の聴診、バイタルチェックなどしっかりと行っています。また、救急時の対応なども常に心得ておくことが重要だと考えています。僕の治療概念は『内科学を理解してこそ、外科術ができる。』本年度も何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

ヒロデンタルクリニック