昨日は、三年間在籍した東京医科歯科大学顎口腔外科学同窓会に出席しました。そこで講演されたテーマは、『口腔外科からみた食べること』。高齢者、障害者が経管栄養から、しっかりと口から咀嚼させ、嚥下する経口摂取に戻すことの重要性を知りました。更には、我々は、大きな手術後に傷口の治癒で治療を終了としていましたが、それは違う!不自由なく食事を取れるまで患者様を見守らなくてはいけないことに気付かされました。

 もう一つのテーマは、『口腔癌、口腔腫瘍、の研究論文』です。口腔癌の原因、発生、治療方法、そして予後と経過について疫学し、より良い治療方法を選択することが患者様を不幸にさせないことですが、癌が進行すれば大きく切除し、再建術も大変になります。我々口腔外科医が、早期に病気を発見してあげること。そうすればシンプルで軽い治療法で済みます。それが最も重要なことである。と、認識しました。

 さぁ、明日からまた頑張るぞ!

ヒロデンタルクリニック