substructureを直訳すると、下部構造体を意味します。つまり建築構造学では、建物の下地の部分を指します。

インプラント学では、歯の下地にあたる所は、歯茎です。従って、我々は歯茎をイメージして作り上げた部分をサブストラクチャーと呼んでいます。別名、ガム補綴とも呼ばれています。

歯を失うと、歯を支持している骨(歯槽骨)も失われます。1、2本なら、まだいいのですか、全て失って総義歯になると、垂直的な高さがなくなります。そんな場合、サブストラクチャー付きのインプラント上部構造体を作製します。このピンク色の部分も、患者様の歯茎の色に合わせます。従って、非常に綺麗な補綴物です。総義歯では、リンゴを丸かじりできませんが、この装置なら大丈夫です。6つ小さな穴が開いてますね。これがインプラントを繋ぎ止めるネジ穴です。通常は固定式ですが、必要に応じて簡単に取り外せる構造になっています。当医院では、1歯欠損から、全て歯を失った無歯顎症例まで、インプラント治療を行っています。

ヒロデンタルクリニック