2018.07.11
6月になると十分な軟組織(歯ぐき)の治癒が得られました。成長因子(PRGF)の創傷治癒効果が認められ、組織が早期に回復しました。次に歯型を取り、CTを撮影し、インプラント治療の分析、方針を決定してゆきます。
上記写真が、診断用wax upです。ワックスで歯牙、歯列、噛み合わせの理想像を再現します。
そして、先程の診断用wax upをスキャニングし、CTと重ね合わせたデータがこちらになります。軟組織のみならず、骨の十分な回復が認められます。まさにこれこそが、3Dプランニングです。骨の性状、厚み、神経の走行、などを確認し、このwax upに対し、どこが理想的な埋入ポジションなのか診断します。そして、このデータをよく患者様に説明します。治療方針は、奥に2本インプラントを埋入、手前を延長ブリッジにする。と、決定しました。その訳は、手前の骨が薄い、そして今までもブリッジを使用し、あまり不自由を感じなかった為です。また、治療コストの削減にもなります。
こちらのサージカルガイドを使って、7月11日に、静脈内鎮静法下でノーベルバイオケア社製インプラントを埋入しました。
このレントゲン写真が手術後の結果です。(to be continued)
ヒロデンタルクリニック