骨移植術と上顎洞挙上術
コロナ禍で迎えた2回目の夏休みでした。こんな時こそon line seminarで知識を深めようと、様々なセミナーを受講しました。特に力を入れたのは、基礎系の学問である組織学、病理学でした。つまり、顕微鏡レベルでの細胞の働きや機能、病気の成り立ち、再生、治癒などについて最新の学問を学びました。
夏休み明け、難症例の手術が待ってました。骨移植術、上顎洞挙上術等のアドバンス手術です。
骨移植術とは、インプラントを埋入するための、骨が大きく不足している場合、自家骨を採取して、足らないところに骨を移植する手術です。先週行われた3D画像のbefore ,afterを示します。
さらに昨日は、上顎洞挙上術&顎堤形成術を行いました。上顎洞挙上術とは、上顎骨内には上顎洞と呼ばれる鼻腔の一部が存在します。奥歯を失うと、上顎洞が下方へ迫り出し、インプラントを埋入するための、骨の厚みが無くなることがあります。そんなとき、上顎洞を押上、骨の厚みを増生する手術です。
当医院では、難症例のインプラント治療も行っています。他医院で骨が痩せていて、インプラント治療ができなかった方、先ずは、ご連絡ください。