口腔内スキャナー
口腔内スキャナーの日本での普及率は、2020年12月現在、9,1%です。粘土みたいな物で、歯型を採られるより、快適で早い、感染のリスクも少ない、場所も手間も取らない、そして精度は、明らかに優れています。当医院には、iTero elementがあります。それを使って、先日、作製したジルコニアセラミックで検証してみましょう!
これがiTero elementです。世界で最も精密な口腔内スキャナーの一つです。従来の歯型ですと、セットアップに10分、口の中で硬化するまで2~3分、我慢しなければなりません。失敗したら、また最初からおこないます。
下は、従来の歯型の写真です。
口腔内スキャナーなら、楽々採れます。しかも不備があっても、修正も手軽にできます。
これがスキャンデータです。
スキャンしたデータは、icloud上にアップされ、パートナーシップを結んでいる技工士さんが、それをダウンロードします。つまり、送料も、収納場所も、time lagもありません。
そして、丹精込めて作製したジルコニアセラミックが、こちらです。美しい輝きを放ってます。
それを丁寧に口腔内に装着します。変色していた前歯が、こんなに綺麗に蘇りました。
『デジタル診療は患者様を幸福にします!』