上顎の奥歯は、歯を失うと、副鼻腔の一つである上顎洞が迫り出して、インプラント治療を困難にすることがあります。この3枚のCT像を見て下さい。標準的な長さのインプラントは、10mmです。でも骨の厚みは2~4mmしかありません。インプラント治療を諦めて、義歯をつくりますか?

しっかり噛みたい人には、上顎洞挙上術という治療方法があります。

上顎側方に8~12mmほどの窓を開け、上顎洞内面の薄い膜を慎重に剥がし、挙上させ、そのスペースに骨補填剤を充填し、骨造成する治療方法です。当医院では、骨造成に安心安全な成長因子(PRGF)を使用しています。非常に上顎洞粘膜と相性が良いのです。

上顎洞挙上術をやろうか悩んでいる人あるいは、他院で『この部位は、インプラントを入れることができません。』と断られた患者様、ご連絡いただければ、よくご説明いたします。

 

ヒロデンタルクリニック